滋賀県大津市の弁護士による 滋賀の遺言・相続解決サポート

あい湖法律事務所
滋賀県大津市京町3丁目3-1

0120-001-694

受付時間/毎日9:00~20:00 定休日/なし

遺言・相続のご相談予約
お問い合わせ

特別受益

特別受益とは

被相続人が、生前、相続人に対して、新居の頭金、学費、結婚費用等の資金援助をしていたとします。遺産分割は、被相続人死亡時の財産ですから、それをいくら公平に分割しても、生前の資金援助を考慮すると、他の相続人との間に不公平が生じます。そこで、その生前の資金援助も考慮して、遺産分割しましょうというものです。

ただし、すべての資金援助が、特別受益にあたるわけではありません。なぜなら、極端な話、ちょっとコンビニで朝ご飯買ってもらったということを特別受益とすると、どうでしょう。もう、遺産分割がまとまるとはおもえないくらい、話が無茶苦茶になりますし、そもそも少額ですから、不公平とも言えないからです。
特別受益といえるかは、一般的に行われるような資金援助を超えた多額の資金援助が行われた場合です。そして、特別受益にあたるとなれば、その資金援助分を遺産総額に加えて、遺産分割をすることになります。

例えば

  • 被相続人相続財産4000万円
  • 相続人配偶者、長男、次男の3人
  • 特別受益者長男が、自己の事業資金として、600万円援助を受けた。

4000万円の相続財産を法定相続分に沿って分割するのであれば、

配偶者 2000万円、長男 1000万円、次男 1000万円

となります。

しかし、長男の特別受益を相続財産に加えて(持ち戻し)分割するので、

4000万円+600万円(特別受益額)=4600万円(相続財産全体の額)

配偶者 2300万円、長男 1150万円-600万円=550万円、次男 1150万円

となります。

特別受益にあたるか否か、は明確な基準がありませんから、相続人間でもめるケースがとても多いです。そもそも、資金援助を受けたか否かでもめることも多いです。相続人の中に被相続人から資金援助を受けたかも、となった場合は、すみやかに遺産・遺贈に詳しい当事務所にご相談下さい。